今日はその信頼を獲得するために採用をオススメする「信頼残高」について紹介しよう。
この記事では『信頼される人になるには?|信頼残高の3つのルールと信頼を貯める7つの方法』というテーマをお送りします。
かつての僕は「信頼」とは無縁の男。仕事も微妙だったし、夫婦関係はもっと最悪で信頼なんてカケラもありませんでした。
しかし、そんな僕も信頼残高の考えを人生に採用したところ、運命の歯車が周りだし始めました。
その結果
- これまで一度も朝食を作らなかった妻が、朝食を作るようになったり
- これまで仕事で評価されなかった僕が、役職を与えられ、給与もアップしたり
にわかには信じがたいような大きな変化が起きました。
それでは早速みていきましょう。
信頼される人は持ってる「信頼残高」とは
お金を預けると残高が増え、お金を引き出すと残高が減る、銀行口座と同じようなものです。
この信頼残高は、アメリカの経営コンサルタントであるスティーブン・R・コヴィー先生の書いたベストセラー書籍「7つの習慣」に出てきます。
信頼される人を目指すうえで、信頼残高は取り入れるべき重要な考え方といっても過言ではないでしょう。
と過去の僕と同じように思う方もいるかもしれません。
そこでまずは信頼残高を増やすメリットについて共有したいと思います。
なぜ信頼残高を増やすの?メリットは?
- やりたいことを応援してもらえるようになる
- お願いごと(頼みごと)を聞いてもらえるようになる
- ミスや間違いを犯しても、多少のことなら許してもらえる
こういったものから、他には冒頭でご紹介した僕の事例のようなものもあります。
- これまで一度も朝食を作らなかった妻が、朝食を作るようになった
- これまで仕事で評価されなかった僕が、役職を与えられ、給与もアップした
僕は信頼残高を採用してから、夫婦関係の改善から、仕事での給与アップなど色々流れが変わりました。
朝ごはんなんて些細なことでしかありません。しかし冷戦中だった僕たちの夫婦関係においては…
月面にいったアームストロングが残した名言「人類にとっては偉大な一歩だ」と同じくらい偉大な一歩になりました。
信頼残高を採用すると、何かしらメリットがあるということはお分かり頂けたと思います。
ただ信頼残高を活かしていくには、信頼残高が増える仕組みへの理解が必要です。
そこで次は信頼残高が増える仕組みについて触れていきます。
信頼残高の仕組みってどうなってるの?
「信頼」はある意味、「点数」のようなものです。
僕らは日常生活の中で、無意識のうちに相手の言動に対して、何かしらの点数をつけています。
点数が増えるほど信頼残高が増え、点数が低くなるほど信頼残高が減るのです。
どんどん点数(信頼)が増えれば、相手はこちらの言動を良い方向へ受け取ってくれますが、点数が減るほど悪い方向へ受け取ってしまいます。
しかも、点数には全人類一律1ポイントみたいな目安もありません。
人によって価値観が違うので、たとえAさんで信頼が増えた言動でも、Bさんでは増えない、むしろ減ってしまうことさえあります。
預金がゼロになると、生活への余裕がなくなるように、信頼感が無くなると人間関係での余裕がなくなります。
誰も信頼してくれないので、人間関係に疲れてきます。そして「めんどいから無視」となり、相手のことに無関心になります。(僕の夫婦関係はそうでした)
なので、信頼残高って結構重要なんです。
押さえましょう!信頼残高の3つのルール
そのルールが以下の通りです。
- ひとりひとり口座が違う
- 増えにくくて減りやすい
- 強力なお願い事ほど減る
このルールを押さえてるかいないかで、継続的に信頼残高を増やせるかが決まってきます。
極論、信頼される人になれるかどうかが決まるといっても過言ではないはずです。
それでは一つずつ見ていきましょう。
ひとりひとり口座が違う
銀行口座とは大きく違うところですね。銀行口座はキャッシュカードとATMさえあれば、どのお店からでもお金を引き出せます。
でも、信頼残高は子供の信頼が増えたからって、妻の信頼が増えるわけじゃない。上司の信頼が減ったからって、妻の信頼が減るわけじゃないのです。
貯まりにくくて減りやすい
銀行口座は預ける金額を多く、引き出す金額を少なくすれば貯められますが、信頼残高はそうはいきません。
たとえば待ち合わせ30分前に行ったからといって、「あなた素敵すぎ!」なんてことにはならないわけです。
しかし逆に、一度でも約束をすっぽかしてしまうと、「あなた最悪!!!」となります。
ここが本当に恐ろしい。
たとえばセブンイレブンの「7Pay事件」や「吉本の闇営業」、「アンジャッシュ渡部の不倫」も同じですね。
不祥事を起こしても、アフターフォローの対応がお粗末だと、信頼が一気に減り不信感だらけに。
強力なお願いごとほど減る
- 相手に直接お願いするたびに信頼残高を引き出すことになる
- お願い事のレベルによって引き出す割合も変わる
たとえば「お金を貸して欲しいとお願いされるパターン」で考えてみましょう。
初対面のAさんと10年以上親友のBさんの二人が目の前にいたとします。
あなたは二人から「5,000円貸して」と言われた場合、どちらだと快く貸してもいいと思えるでしょう?
おそらくBさんは信頼があるので貸せるはず。(ただし、少しだけBさんの信頼が減るとは思いますが)
一方、Aさんって初対面で信頼ゼロなのでほとんどの人は気軽に貸せないと思います。
むしろ逆に初対面でお金貸してとお願いしてくるAさんに「この人は大丈夫か?」と人間性に不信感が出てくるはず(マイナスの信頼が増える)。
これが「直接お願いするたびに信頼残高を引き出すことになる」ということです。
では、今度は信頼のあるBさんが「50万円貸して欲しい!」とお願いしてきた場合はどうでしょうか?
金額が上がると、いくら信頼のあるBさんとはいえ、気軽には貸せませんよね。契約書なりに一筆貰わないと不安かもしれません。
「この人はちゃんと返す人(支払い能力がある人)」という基準を超えない(所得の証明など確認できない)と、気軽には貸せないでしょう。
これが「お願い事のレベルによって引き出す割合も変わる」ということです。
だから、妻への信頼残高が1000円分しかない状態で、
なんて依頼しても、受理されません。
小遣いを上げるには最低でも1万円以上の信頼残高に増やしておかなければいけないのです。
それではいよいよ次の章では、信頼残高を増やすための具体的な方法について触れていきましょう。
信頼残高の増やし方 – 7つの方法で信頼される男に!
それが以下の7つです。
- 相手のことを理解する
- 自分・他人問わず約束を守る
- 小さなこと・些細なことほど気を遣う
- 期待を明確にする
- 誠実さを示す
- 「〜のつもり」で行動しない
- 信頼残高を引き出したと思ったら心から謝る
それでは一つずつ解説します。
相手のことを理解する
信頼残高を増やすには、相手目線が重要なので、自分が相手にしてもらいたいと思うことをするだけでは、実は足りません。
たとえば僕の場合、「散らかっているキッチンを片付けたらきっと妻が楽になり喜んでもらえはずだ」と思って片付けした結果…
と言われ、信頼残高が減りました。
人は相手の求めていることを、自分の価値観やフィルターを通して都合よく解釈する性質があるため…
たとえ良かれと思ってやったことでも、場合によっては「ただのありがた迷惑」になってしまうことがあります。
相手のことを理解する、あくまで相手が喜ぶという相手軸の意識がないと
- ただのありがた迷惑になのか
- 本当に感謝されることなのか
どちらになるのかを判断できません。
やることなすことすべて裏目に出てしまい、信頼残高はドーンとマイナスになって関係性が悪くなってしまいます。
だからこそ、まずは「相手のことを理解する」ことが、信頼される男になるために必要な行動になります。
そしてそのために必要なのが…
相手を理解するために必要なこと
たとえば次のような問いを持ちながら、相手を観察してみましょう。
- 相手はどんな価値観を持っているのか?
- 相手は普段からどんな考え方で生きてるのか?
- 相手はどんなことで不快な気持ちになるのか?
ちょっとだけで良いので考えて見てください。そしてパッと閃いたことを一旦試してみる!
そしてその時の相手の反応をチェックする!
- 相手に喜んでもらえたのか?
- 相手の気持ちが明るくなったのか?
- 空気感や雰囲気は軽くなったの?
この辺を感じながら、もしも暗くて、重くて、冷たい感じになってたら、また違うことやってみる!
まずは問いを持ち、できることをやってみてください。
相手を理解するとは未知との遭遇である
相手を理解するのは「意味わからん」「理解不能」の連続です。
我が家では、
と思ってる、すぐやる(即行動)派の「僕」と
と思ってる、あとでやる(放置)派の「妻」がいます。
相手のことを理解せず、良かれと思ったことをやっちゃうと、「この人私のこと理解してくれないんだ」と思われ、信頼残高が減ることになります。
だからたとえ自分の価値観になくて、まったく理解できなかったとしても、相手のことを理解しようと努力することと、お互いの中庸を見つけることは辞めてはいけません。
きっとお互いにとってちょうど良い関係性がきっと見つかるはずですから。(我が家の場合は、結局家事のほとんどを私がやっていますがw)
自分・他人問わず約束を守る
つまり、約束を守る、できない約束はしないのがとても大事。
とくに家族や友人といった関係性の近い人との約束は、「このくらいの約束なら破っても大丈夫だ」という意識が芽生えがちなので注意が必要です。
約束を守らないとロクなことはありません。その事例を一つご紹介したいと思います。
【信頼が減った事例】母との約束を破り続けた父に待つ熟年離婚の危機
結婚して約30年経ったある日、母はこう言いました。
そう言い出したのです。ことの発端は、父の些細な口約束にありました。
実家は大雨の水害にあい、今の住居では次に災害が起きたら倒壊寸前。そこで、新たに水害に合わない場所に家を建てる計画があがったのです。
そこで父は、母に
と約束をしました。
それを聞いた母は新たな家への期待感と希望を胸に膨らませながら待っていたのです。
しかし、一向に業者は着手せず、父もその業者に文句も言わず、待つこと一年半。
まったく進まない家の建築と、なんの共有もしない父にブチギレた母は家出。姑まで巻き込む大掛かりな離婚問題へと発展。
結果的に熟年離婚はしなかったものの、些細な約束を破り続けると、信頼残高がどんどん減り、気づけば仲間から敵同士になってしまいます。
さらには、約束を破り続けると、「約束を破る人」という印象だけ残り、貯まりにくい信頼残高が余計に貯まりにくくなってしまいます。
逆に言えば、約束を守り続けると「約束を守る人」という印象をつくれ、より強い信頼関係を築けます。
だからこそ「約束したことは守る」、もしくは「できない約束はしない」ということを徹底することはとても重要なのです。
小さなこと・些細なことほど気を遣う
小さなことに気をつかえるようになるには、以下の3つを意識をすることが重要です。
- 【目配り】細かなところまで気づいて行動すること
- 【気配り】相手が求めていることを考え、先回りして行動すること
- 【心配り】相手の立場になり、感動してもらえるような行動をすること
やることは本当些細なことです。
たとえば
- 元気よく笑顔で挨拶する
- 疲れてるタイミングでコーヒーをいれる
- 席や道を譲る
- 相手に合わせて部屋の温度を調節する
- 体調が悪そうなのを察して言葉をかける
- 髪型やメイク・服装が変わった時に気づく
- 物を落としたら拾ってあげる
などなど。本当にこんなのが信頼に繋がるのかって思うくらい些細なことばかりです。
ですが、些細なことをやり続けていくことで、相手は気にかけてもらえているという安心感を感じます。その安心感が増えるほど、どんどん信頼される人になるのです。
とはいっても、男って些細な気遣いが苦手で、めんどくさいと感じてしまいますよね。
そんなときは、以下の考え方を採用してみてください。
期待を明確にする
人は相手に勝手な期待をしてしまうものです。
たとえば、「同窓会をしよう」と言い出した人がいたとします。
大体の人は、言い出しっぺのその人が計画を立てるものだと無意識に思うはず。
でも数ヶ月経って、言い出しっぺの人が何もしていなかったら…
みんなの期待を裏切ることになります。つまり、信頼残高が減ってしまうのです。
そうならないためには、相手に何を期待しているのか、ちゃんと言葉でハッキリと伝えないといけません。
役割(誰が・何を)を明確にする
特に「誰が」「何をする」の2点は決めた方が良いです。
たとえば我が家なら、風呂掃除、部屋掃除、洗濯は僕が。料理、ゴミ捨ては妻が。
そんな感じで家事の役割分担をしています。(状況によって入れ替わることもあります。)
お互いに役割分担をハッキリさせておくと、無意識に期待して裏切られたと思うことも減り、些細なすれ違いや喧嘩も防げます。
決めた役割をこなすほど、より役割意識が強くなり、行動も早くなり、フォローもしやすくなります。
人は役割意識がないとなかなか行動できないものです。
仕事ならできるけど、自宅だとできないというのはひとえに「役割意識があるかないかの違い」です。
役割意識を育てるためにも、役割を明確にするようにしましょう。
誠実さを示す
誠実さを示すといっても分かりづらいので、逆の不誠実さから考えてみましょう。
以下のようなことをしていたら信頼残高は減っていきます。
- 隠し事ばかりする
- 傲慢な態度をとる
- 他人の秘密をすぐバラす
- 約束を守らない(嘘をつく)
- 同じ過ちを何度も繰り返す
- 自分のミスを責任転嫁する
- 人によって態度をコロコロ変える
誠実さを示すというのは、相手が目の前にいる時だけじゃありません。
その場にいない「第三者」への言動にも注意が必要です。
たとえば、影で悪口ばかり言っていたら、目の前の人はこう思います。
誠実さを示すを違う見方をすると、練習は手抜きでサボるのに試合だけ本気でやるけど実力ない人。
そんな人がチームメンバーに信頼されるかというと微妙ですよね。そんな感じです。
不誠実さの影響力って実はめっちゃ大きいです。
そこで、あまりにも不誠実すぎて、もう二度とそのメーカの商品を買わないと決めた不誠実を体感したエピソードを一つご紹介します。
【信頼が減った事例】
数ヶ月前、○ogicoolのBluetoothキーボードが壊れて交換依頼したときのことです。
保証期間内だったので交換を依頼したらなんと…
初回の連絡して1ヶ月間音沙汰なし(笑)
待ちに待って返ってきた連絡に返信したら、また1ヶ月間音沙汰なし。
挙句の果てには、保証期間じゃないとか言われ(実際保証期間内なんだけど)、交換した品も本来交換を依頼した製品とは違うものが届くという、奇妙な事件。
あまりの対応の遅さと悪さに、人生でクレームを一度も言ったことがなかったのに初めてクレームを入れました。
そして決意しました。○ogicoolの製品は買わないと。
このように、不誠実な対応が何度も続くと、信頼残高が減るだけじゃなく、もう二度と関わりたくないと思われてしまいます。
だから、誠実かどうかを見極める目を持つことって超大事です。
誠実さを示していくために
誠実さを示していくためには一体どうすれば良いのか?
とても参考になった記事がありますので、全文引用させていただきました。
【働けば働くほど、自分の不誠実さに気づていく】仕事で最も大切なことは誠実であること。
最低限の誠実さとは
1)自分の都合がいいように人を利用しない。
2)ごまかさない、隠し事をしない、裏切らない。
3)何か間違ってしまったことがあったら、正直にすぐに伝える。
それを踏まえたうえで
人とちゃんと向き合いながら
真剣に働いていくほど
自分の中にある 不誠実な部分に気づけていく。
あとは その未成熟な自分を認めて(受け入れて)
不誠実さを無くしていく。それが誠実になっていく
至誠への道。By 成長のヒント
誠実さを示すためにも、目の前にいる人もその場にいない人も含めて、裏表ない態度を心がけるようにしましょう。
「〜のつもり」で行動しない
『つもり行動』とは、たとえば
- 言ったつもり
- わかったつもり
- 知ってるつもり
- 聞いてるつもり
- できてるつもり
などがあります。
こういった「〜のつもり」で行動すると、小さなすれ違いを生み、放置していると膿がどんどん溜まり関係性が悪化。
夫婦なら喧嘩へ発展して、信頼関係にバキバキのヒビが入ってしまいます。
「〜のつもり」行動を防ぐ方法
- 忘れないようにメモを取ること
- 間を空けずに、すぐに対応すること
- 行動できるように具体的に伝える・伝えてもらうこと
特にこの中でも「間を空けずに、すぐに対応すること」が一番信頼につながります!
なぜなら、すぐ対応することで、「すぐやってくれる人」という印象をつくれるからです。
もしも間違ってたとしても、すぐに対応すれば事前にミスを訂正・改善することもできます。
【事例】妻の頼み事をすぐやってたら昇給した話
先ほどお伝えした「間を空けずに、すぐに対応すること」。
これを夫婦の中で日常的にやっていると、面白い結果が仕事に反映されていきます。
僕の事例だと、課長への昇進の話が上がり、給料もそれに伴ってアップしました。
なぜ、夫婦の中で「間を空けずに、すぐに対応すること」を続けたら、こんな結果になったのか?
それは、働き方が圧倒的に変わったからです。
妻の頼み事って、仕事みたいに「こんだけやったらいくらもらえる」みたいな見返りがほぼないものじゃないですか?
だからこそ、見返りがない妻の依頼に即対応していると、「見返りの有無に関係なく、即対応する働き方」が身についていくのです。
すぐに対応するのが当たり前になると、仕事への働き方が自発的になっていき、上司や同僚からも評価を得られます。
タイミングが良ければ、役職を与えられたり、昇給することだってできるわけです。
あくまで僕の事例ですが、採用した結果、役職に進められ、昇給もできたのでした。
信頼残高を引き出したと思ったら心から謝る
ただ、単に謝れば良いってもんじゃないですが、すぐに正直に素直に謝るのが良いです。
なぜなら、謝らない間はずっと信頼残高を引き出しているからです。
人間なので100%完璧にできる人なんていません。時には約束したけど守れずに、相手に嫌な思いをさせてしまうことはあるものです。
しかし、そんな時こそ自分の器の大きさが試されます。
素直に自分の至らなさを認め、心から反省して、相手に謝るのか?
それとも、自分は悪くないと過ちを認めず、誤りもせず、なんなら被害者的な態度を取るのか?
この2つでは信頼は大きく変わってきます。
心から謝るのはなかなか難しいもの。特に親しい関係なら尚更です。
ですが、自分の非を認めて正直に素直に謝ることで、相手も許そうと思えるものです。(内容によってはすぐに許してくれない時もありますが)
そのときはそのとき。謝った後も信頼を回復していく誠実な対応を心がけましょう。
地道だし時間はかかりますが、それが結局1番の近道です。
信頼残高を引き出したと思ったときにいう言葉
悪いことをしたなと思ったとき、人はやっちまったことを延々と反省してしまうものです。
ですがそれよりも大事なことって、やっちまった後にどうフォローするかを考えて行動にすることじゃないですか?
その思考や行動に移すためにご紹介したい言葉があります。
- 反省一秒・即改善
反省はほんと一瞬でいいんです。
なぜなら反省し続けると、自分の至らない点ばかりフォーカスして、気持ちの温度がどんどん下がっていっちゃうから。
すると次の行動をする一歩が重くなり、なかなか踏み出せなくなります。
しかも厄介なのが、凹んでいるときって自分にちょっと酔っているんですよね。
無意識のうちに、なくなったエネルギーを補充するために、相手に気を使わせようとしているんです。
どんどん自己嫌悪が増すほど、流れも悪くなり、関係性も悪くなります。
悪い流れは自分から断つ!そこで必要なのが「反省一秒・即改善」です。
これを唱えて自分の気持ちのスイッチを切り替えれるようにしましょう。
まとめ
最後にこの記事のまとめです。
今回お伝えしたテーマは『信頼される人になるには?|信頼残高の3つのルールと信頼を貯める7つの方法』でした。
信頼残高は、コヴィー先生の7つの習慣で紹介されている考え方。人と人との信頼を銀行口座の残高に例えたものです。
信頼残高は、相手に信頼感を与える言動をすれば信頼残高が増え、逆に不信感を与える言動をすれば信頼残高は減ります。
その信頼残高には3つのルールがあって、
- ひとりひとり口座が違う
- 増えにくくて減りやすい
- 強力なお願い事ほど減る
これらのルールのもと、以下の7つの方法を採用していくことで、信頼残高を増やすことができます。
その7つの方法が
- 相手のことを理解する
- 自分・他人問わず約束を守る
- 小さなこと・些細なことほど気を遣う
- 期待を明確にする
- 誠実さを示す
- 「〜のつもり」で行動しない
- 信頼残高を引き出したと思ったら心から謝る
でした。
信頼残高を増やしていくと、
- やりたいことを応援してもらえるようになる
- お願いごと(頼みごと)を聞いてもらえるようになる
- ミスや間違いを犯しても、多少のことなら許してもらえる
といったメリットはもちろんのこと、朝ごはんを作ってもらえなかった夫が朝ごはん作ってもらえたり、昇給したり、役職ついたりといろんな効果が期待できます。(個人差はありますが)
なので、信頼される人になるためにもぜひ男磨きのHOW TOの一つとして人生に採用してみるのをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
10年間で10職以上の転職経験を持つキャリアアドバイザー。多くの転職経験を通じて、「どんな仕事(内容)をするか」よりも、「どんな働き方(向き合い方)をするのか」かが手にする成果や人生の幸せを決めることに気づく。現在は「仕事辞めたい」と悩む人に向けて、働き方が変わり、市場価値の高い輝く仕事人になるための情報発信をしている。