人生との向き合い方

小さなことを大切にする男になるには?「バタフライ効果」がオススメ

ノーディ
ノーディ
気遣いができて、コツコツ継続できる、どんな小さなことも大切にする男になりたいんだ!

もしもそんな思いがあるなら、人生に採用するのをオススメしたい考え方があります。

それが『バタフライ効果』です。

そこでこの記事では、『小さなことを大切にする男になるには「バタフライ効果」がオススメ』というテーマについてお伝えします。

バタフライ効果の考え方を採用すると、「小さなことに気をつけよう」というアンテナが立ちます。

人間関係で小さなことに気を遣う意識が芽生えやすいし、習慣も小さなことをコツコツやるのが当たり前になっていきます。

すると、当たり前の基準値が上がり、

  • マメで丁寧な人
  • 自分に対して自信がある人
  • 視野が広く、細かい気配りができる

こんな印象をもたれるようになります。

ノーディ
ノーディ
きっとこの記事を読み終える頃には、『バタフライ効果』を採用した方が人生徳だなと思えるはず。そして小さなことを大切にできる男への道を歩み始めることでしょう。

それでは早速みていきましょう。

バタフライ効果とは

ノーディ
ノーディ
一匹の蝶の羽ばたきが、めぐり巡って、地球の裏側でハリケーンを引き起こすことのたとえです。

別名「バタフライ・エフェクト」と呼ぶこともあります。

つまり、ほんの小さなことが引き金となり、あらゆる不確定要素と重なって、次第にとんでもない大きな出来事へと繋がっていくということ。

ほんの小さな事が起こった場合と、起こらなかった場合、そのわずかな違いが未来に大きな変化をもたらすってことですね。

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>バタフライ効果の類義語>
バタフライ効果は、日本のことわざの「風が吹けば桶屋が儲かる」と似たような言葉です。

風が吹くと、土ぼこりがたつ。


土ぼこりが立つと、目に入り盲人が増える。

盲人が増えると、盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える。

猫の皮の需要が増えると、猫が狩られて減っていく。

猫が減ると、ネズミが増える。

ネズミが増えると、桶をかじられて桶屋に発注殺到して、桶屋が儲かって喜ぶ。

このように風が吹くという些細な出来事をキッカケに、いろんな出来事が連鎖して、「桶屋が儲かる」という出来事にまで発展します。

他の似た言葉には、たとえば漫画「鋼の錬金術師」の「一は全、全は一」という思想も同じです。

1人は全体に影響を与え、全体は1人に影響を与える。つまり、どこか1箇所が変わると、全体が変わるんです。

あとはデザインでよく聞く「神は細部に宿る」も同じようなもの。

詳細(些細なこと)にこだわるからこそ、作品(全体)が決まるということですね。

バタフライ効果を採用するメリット

小さなことが引き金となり、あらゆる要素と重なって、次第にとんでもない大きな出来事へと繋がるバタフライ効果。

バタフライ効果を人生に採用するのをオススメする理由、それは…

  • 「小さなことに気をつけよう」というアンテナが立つ
  • 小さなことに気をつけることで徳(信頼残高)が貯まる
  • 当たり前の基準値が上がり、自分のセルフイメージがプラスになる。

という変化が自分に起きて、やがて周囲の人たちから

  • マメで丁寧な人
  • 自分に対して自信がある人
  • 視野が広く、細かい気配りができる

といった印象をもたれるようになります。要するに、とても良い観測者効果が働くようになるんです。

観測者効果とは、量子力学で言われている、”誰にも見られてない時は波のように振る舞い、観測者に見られていると粒子のように振る舞う。”という量子の性質ですね。

自分のイメージも上がるし、周りの印象も良くなる、そして自分のイメージがさらに上がる。そんな相互循環が起きていくのですごくオススメです。

バタフライ効果が使われている事例

なかなか馴染みのないバタフライ効果という言葉。でも実は日常のいろんな場面で見聞きしてたりするものなのか。

たとえば、夫婦関係が悪化するのも実は些細な出来事がスタートであることが多いです。

他にも歌や漫画といったエンタメでも、実はバタフライ効果を擬似体験していたりします。

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>【事例】バタフライ効果が使われてる名シーン>
たとえば、バタフライ効果が発揮された名シーンでいうと、漫画ONE PIECEの第579話「勇気ある数秒」もその一つ。

マリンフォードの頂上戦争。白ひげを討ち取り、本来の目的を果たしたにも関わらず、未だ止まらぬ海軍の戦意。

無意味に失われていく海賊、そして仲間たちの命に嘆き悲しんだ若い海兵コビーは、勇気を振り絞り、海軍大将「赤犬」の前に立ちはだかります。

命がもったいない!!もうやめましょうよ!!!

この戦いの無意味さを必死に大将赤犬へ叫ぶコビー。しかし、その声に納得しない赤犬はコビーに向かって、マグマの拳を振り下ろしたそのとき!

シャンクス
シャンクス
よくやった、若い海兵。お前が命を懸けて生み出した勇気ある数秒は…良くか悪くか、たった今”世界の運命”を大きく変えた!!

四皇”赤髪のシャンクス”登場!コビーの命を守ったのです。

命をかけて赤犬の前に立ったコビーの行動は、ほんの数秒の出来事ですが、まさにバタフライエフェクトそのもの。

たった数秒の行動が、戦争を終結させる引き金となり、主人公ルフィの命、本来死ぬはずだった海賊たちの命、海兵たちの命を救ったのです。

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>【事例】バタフライ効果が使われてる名曲>
今度は、少し切り口を変えて、バタフライ効果の名曲をご紹介したいと思います。

たとえば、小田和正の「ラブストーリーは突然に」。この歌詞にもバタフライ効果が潜んでいます。

あの日、あの時、あの場所で
君に会えなかったら
僕らはいつまでも
見知らぬ二人のまま

「見知らぬ二人のまま」で終わらなかったのは、その前の「あの日、あの時、あの場所で」という小さな選択があったからで、その小さな選択が二人をつなぐ、運命のような出会いへ繋がったんですね。

これから言えることは、僕たちの人間関係、仕事、普段思っていること、やっていることのすべては「日々の小さな選択の積み重ね」によって作られていて、その選択一つ一つが”今の自分”へと繋がっているということ。

だからこそ、より良い自分になるためには、小さなことに気を遣う、小さなことを積み重ねるってめちゃくちゃ大事なことなんです。

ただ、じゃあ「小さなこと(目先のことやすぐできそうなこと)ばかり気にすれば良い方向に進むのか?」というと、実はそうじゃありません。

先ほどご紹介した「一は全、全は一」の思想のように、一つのことは全体に繋がっています。

つまり、小さいこと(一)を気にすると同時に、大きなこと(全)にも目を向けておく必要があるんです。

バタフライ効果を人生に採用するときの注意点

じゃあ、大きなこと(全)ってなんなのか?それが”理想”です。

目的、志、使命、ミッション、と言ってもいいかもしれません。

つまり、「何のためにやるのか?」ということです。

「何のためにやるのか?」がすっぽ抜けていると、実は小さなことを意識しても、あまり意味がありません。

理想(目的)がまったくない状態で小さなことを意識するのって、九州から北海道を目指すときに、スマホのコンパスの方角ばかり見て、とりあえず北に進むようなもの。

方角が北だと思ってどんどん進めば、韓国に着いちゃった。

そんな意味のわからないことになってしまいます。

ではどういう風に設定するのがいいかというと、ポイントがあります。

  • 小さなことは「今すぐにできそうなこと」を設定する
  • 大きなことは「今の自分が到達できそうにないような理想」を設定する

たとえばこんな感じです。

【例1】

小さなこと(一)

大きなこと(全)

やること

1ページ本を開く

世界で活躍する人材になる

【例2】

小さなこと(一)

大きなこと(全)

やること

妻にコーヒーを挿れる

全人類に魅力的だと思われる男になる

こういう風にざっくりしたもので大丈夫。どうやってなるのかもよくわからないものでOKです。

こういう理想を設定することで、バタフライ効果はより効力を増します!

まるで蝶の羽ばたきが、めぐりめぐって、地球の裏側でハリケーンを起こすように。

今の現実を少し変えることで、巡り巡って今の延長線上の未来が大きく変わったという確信へと繋がっていきます。

理想は現時点では「絶対に無理」だと思っていたとしても、少し現実を変えるだけで、バタフライ効果がかかります。

「いける気がする」「今日も全人類に魅力的だと思われる男に近づいてしまったか」なんて意識を持っているだけで、人に与える影響力(言動や振る舞い)が変わってきます。

壮大な理想なんてないよ。
そういうの恥ずかしくない?

と思う方もいるかもしれません。

別にこういうのって人に言わなくていいんですよ。自分の中でそうなると定義したらOK!

むしろ、そういう理想を立てずに、小さなことばかり気にしてたら、ただの神経質な人です。

理想を立てた方が、自分の今の言動がズレているかどうかも認識しやすい。

そして何よりも自分に対するイメージが上がり、影響力(魅力)も上がる。これは使わない手はないですよ!

ぜひやってみてください。

まとめ

最後にこの記事のまとめです。

今回お伝えしたテーマは『小さなことを大切にする男になるには「バタフライ効果」がオススメ』でした。

バタフライ効果は、ほんの小さなことが引き金となり、あらゆる不確定要素と重なって、次第にとんでもない大きな出来事へと繋がっていくこと。

これを一匹の蝶の羽ばたきが、めぐり巡って、地球の裏側でハリケーンを引き起こすことのたとえでした。

日本のことわざだと風が吹けば桶屋が儲かる、漫画だと鋼の錬金術師「一は全、全は一」、デザインだと「神は細部に宿る」といった似た言葉があります。

そしてバタフライ効果を採用するときには、小さなことに気をつけるのと同時に、大きなこと(全)も同時に設定するようにしましょう。

そうしないと進む方向性がおかしくなってしまいますから。

ノーディ
ノーディ
この記事を参考に、「人生をより良い方向へ改善していく男」を目指すキッカケにしていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ノーディ
10年間で10職以上の転職経験を持つキャリアアドバイザー。多くの転職経験を通じて、「どんな仕事(内容)をするか」よりも、「どんな働き方(向き合い方)をするのか」かが手にする成果や人生の幸せを決めることに気づく。現在は「仕事辞めたい」と悩む人に向けて、働き方が変わり、市場価値の高い輝く仕事人になるための情報発信をしている。

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