この記事では、男磨きの原動力「エネルギー」を高めるために増やすべき14の習慣をご紹介します。
「エネルギーを奪う14の悪しき習慣」を参考にやめるべき習慣を減らせたら、今度はエネルギーが増える習慣を増やしていきましょう。
もしも今
- やる気も集中力も続かない
- 目標を決めたのに何もする気にならない
- 高いレベルでモチベーションを維持できない
という状態の人は、この記事でご紹介している習慣を取り入れてみてください。
きっと、今の現状から抜け出すことができるはずです。
男の自分磨きを手助けする良い習慣の種類
思考 |
---|
【01】”今”を丁寧に生きる 【02】揺らぎながらフラットを保つ 【03】感謝して一体感を感じる |
言葉 |
【04】熱弁・ポジティブな会話 |
環境 |
【05】清潔・快適・安心できる環境 【06】食を整える(腹八分と心と体に良い気持ちのこもった手料理) |
行動 |
【07】良質な深い睡眠・いい水のお風呂 【08】愛する人へエネルギーを注ぐ 【09】手間暇かけて作られたモノを買う・使う 【10】継続的な勉強や素晴らしい芸術に触れる 【11】高い理想・志を持つ 【12】目的をハッキリさせ、自主的に動く |
人間関係 |
【13】幸せな家庭と良い仲間のシンプルな人間関係 【14】エネルギーの高い人と一緒に過ごす時間を増やす |
これらの習慣を取り入れると、男磨きに使えるエネルギーが増えて
- 集中力を発揮して濃厚で質の高い1日を過ごせる
- 決めた目標を着実に進めていける
- 高いレベルのモチベーションを維持できる
といった状態をつくるのが、カンタンになります。
それでは、それぞれの習慣には一体どんな意味があるのか?
一つずつ見ていきましょう。
男の自分磨きを手助けする考え方|エネルギーを高める思考とは?
人はプラスよりもネガティブの方が影響を受けるし、普段からネガティブ・マイナスなことを一日7万回近く無意識に考えていると言われています。
そのため、いくらネガティブ・マイナスに考える習慣を減らしても、ポジティブ・プラスに考える習慣を増やさないとことには、すぐにマイナスな状態が当たり前に戻ってしまいます。
そこで増やすべき思考習慣として、この章でご紹介するのがコチラです。
- 【01】”今”を丁寧に生きる
- 【02】感情は揺らぎながらフラットを保つ
- 【03】感謝して一体感を感じる
それでは一つずつ解説します。
【思考】”今”を丁寧に生きる
「”今”を丁寧に生きる」ことを意識すると、エネルギーを高めることができます。
たとえば、真逆の「今を雑に生きる」ことをイメージしてみてください。
今を雑に生きるを言い換えると、今できることをやらずに後回しにする、ということです。
たとえば、掃除をしようと思っていたけど、「めんどくさいから明日やろう」と思って、後回しにしたことはないでしょうか?
この後回しをずっと繰り返していると、少しずつ部屋は散らかり、埃まみれになり、やがてはゴミ屋敷になります。
すると、近所から「あの部屋から変な匂いが」と、異臭騒ぎになり迷惑がられて、しまいには行政から注意が入る。
なんて極端なこともありえるわけです。
この今を雑に生きる=後回しを繰り返すと、未来にどんどん負の積み立て貯金をする生き方が定着。決めたことをやらない、自分との約束を守らない男になります。
自分との約束を破り続けていると、どんどん男としての自信を失うことになり、彼女や妻から見放され、魅力のかけらもない男が出来上がってしまいます。
ゲーム「放置少女」とは真逆。どんどんカスになり、自分の巻いたタネ(後回しのタネ)が、自分に返ってくることになるのです。
今を丁寧に生きるとは、言い換えると「日常のすべてが男を磨くためお修行」という考え方になります。
そしてその考え方において大切なのが、いちいち見返り(結果)を求めないこと。
何をやるにしても、常に男を磨く修行であり、自分のエネルギーを高めることだけを考えるのです。
たとえば、用紙に自分の名前を書くとき。
読めれば良いという感覚で雑に書いているのと、下手くそでも一画ずつ心を込めて丁寧に書いたものとでは、たとえ文字は同じでも、文字に乗る情報(想い)は違います。
そう意識していくことで、自分のズレ(エネルギーが切れてること)に気づけるようになります。
身の回りのすべては自分の状態を写す鏡
自分の身の回りにあるすべては「自分のエネルギーの状態を写す鏡」です。
たとえば、住んでる部屋、発する音など。エネルギーがなく心が荒れて余裕がない時ほど、部屋は散らかっているし、足音や扉を閉める音も荒々しくなりがちです。
つまり、自分の内面が外部に影響を与え、さらに自分の印象を周りの人へと伝えていくのです。
自分の状態を知る超簡単な方法
自分の今の状態を知る上で、一番カンタンだと思うのが「自分の発する音」を聴くこと。
とくに、誰も見ていないときほど意識して聴いてほしいです。
たとえば、
- 扉を閉める音
- モノを置くときの音
- 廊下を歩くときの足音
- タイピングの音
これらの音って無意識で出してることが多いですが、意識して聞くと、自分の出す音が実は「うるさいかった」と感じれるはずです。
そう感じた時ほど、実はエネルギーが下がっている(余裕がない)状態で、”今を丁寧に生きれてない”のです。
誰もいないときでも、「お天道様がみている」という感覚で、丁寧にこなす。
そうやって一つ一つ丁寧に心を込め、心地よい音を発する意識をしていくと、どんどんエネルギーを高められるのです。
【思考】感情は揺らぎながらフラットを保つ
感情は揺らぎながらフラットな状態に保つことで、エネルギーを高められます。
なぜなら、感情は喜びすぎたり、怒りすぎたりすると、疲れる(エネルギーを著しく消費する)からです。
では一体どうやって、感情をフラットに保つのか?
感情をフラットに保つ方法
感情をフラットに保つ方法でオススメなのが「感情ボックスに感情を戻すこと」です。
たとえば、夫婦の些細な言い合いでイライラしたとしましょう。
そのままイライラし続けると、余計なことをゴチャゴチャ頭で考えて、眠りも浅くなり、疲れが取れず、エネルギーが下がっていきます。
そういった感情が乱れている時こそ、以下の手順をやってみましょう。
まず、目を閉じ、感情(イライラ)をボールに見立てて、手にとります。
そして感情に対して心の中でこう呟きます。
私のイライラよ。どうか元のエネルギーに戻って、私が必要なときにエネルギーとして戻ってきて、働いてください。
そして、イメージした感情ボックスに、手にとった感情を戻してあげるのです。
感情が荒れている、もしくは荒れそうな時にやることで、感情の使いすぎをストップ(感情のコントロールが)できるようになります。
【思考】感謝して一体感を感じる
感謝して一体感を感じることで、エネルギーを高められます。
たとえば、「甲子園」「ワールドカップ」「オリンピック」など、みんなが一丸となって応援している場面を想像してみて下さい。
エネルギーが高いことがイメージしやすいと思います。
人は一体感を感じると、エネルギーが上がります。それと同時に周りへの感謝の気持ちが芽生えてきます。
たとえば、ラグビーワールドカップが日本中で盛り上がりましたが、日本代表が素晴らしい活躍ができたのは、選手たちの努力だけではありません。
ファンの応援も確実に影響を与えています。そして感動的な場面にファンが立ち会えたのは選手たちのおかげです。
あの活躍は選手とファンとの一体感の結果、つまりお互いに「おかげさま」という感謝の関係があったからです。
一体感がなくなると人は気持ち悪いと思う
一体感がエネルギーを上げるのとは逆に、人は分離感を感じるとエネルギーが下がります。
たとえば、「お風呂の排水溝に溜まった抜け毛」を想像してみて下さい。
あの抜け毛たちをみて、「美しい抜け毛だ」と思う人はほぼいないでしょう。むしろ触れたくないはずです。
でも排水溝の抜け毛は元々自分の頭に生えていたモノ。なのになぜ気持ち悪いと感じるんでしょうか?
その正体こそが「分離感」。
- 価値観が合わない人間関係に嫌だなと思う
- オーケストラの奏でるシンフォニーが乱れて違和感を感じる
これらの例のように、人は一体感を感じなくなる(=分離感を感じる)と気持ち悪いと思うんです。
すると、感謝の気持ちも減り、嫌悪感や否定の気持ちが強まります。
感謝すると一体感が増え、一体感が増えると感謝する気持ちが芽生える
一体感と感謝は相互循環の関係にあります。どちらか片方が増えると、もう一方も自然と増えていきます。
一体感が増えると、感謝の気持ちが芽生える例は、先ほどお伝えしたラグビーワールドカップの話。
逆の感謝の気持ちが芽生えると、一体感が増える例でいうと、夫婦関係がその一つでしょう。
妻への感謝の気持ちが強まると、「この人と夫婦になれて良かった」という気持ちが強くなり、夫婦としての絆(一体感)が強まります。
そんな感じで感謝する習慣が増えるほど、全体との繋がり(一体感)が高まって、エネルギーが上がっていくのです。
男の自分磨きを手助けする日常会話|エネルギーを高める言葉とは?
この会話は、対人関係と自分一人の脳内会話も含みます。
人の脳は、入力(五感からインプット)と出力(言動などによるアウトプット)。そして再入力(アウトプットしたものが再度インプット)されて、どんどん思考回路が強化されます。
そのため、マイナスな言葉を減らしても、ポジティブ・プラスな言葉を増やさないと…同じくマイナスが当たり前の状態に戻ってしまいます。(マイナスの方が影響力大きいからです)
そこで増やすべき言葉習慣として、この章でご紹介するのがコチラです。
- 【04】熱弁・ポジティブな会話
それでは解説します。
【言葉】熱弁とポジティブな会話
熱量の高い話や未来に進むためのポジティブな会話(脳内会話も)が多いと、エネルギーを高められます。
ポジティブな会話は、たとえば
- きっと大丈夫!
- なんとかなる!
- どうせやるなら…
- だったらこうしよう!
- ありがとう!
- みんなのために!
など、プラスの方向へ進む言葉を口グセにしておくと、大抵のことは前向きに捉えられるようになります。
ですが、人はそんなに強いものではありません。弱音だって吐きたいときもあります。
そんな時に重要なのが『リセット』することです。
さっきまではそう思っていたけど、今は違う
「どうせ自分には無理…俺なんてこんなもんだ…」
そんな思いが湧いたときは、心の中でこう言ってみましょう。
と、さっきまでの自分は思っていた。
つまり、「さっきまではそう思ってたかもしれないけど、”今”は違うよ!」と瞬時にネガティブを切り返す(リセットする)のです。
リセットしていくと、エネルギーが下がる機会も減り、エネルギーを上げていきやすくなります。
男の自分磨きを手助けする衣食住|エネルギーを高める環境とは?
環境というのは「衣食住」のことです。
人は環境の影響をモロに受ける生き物です。たとえば歴史で大きな文明が起こる場所は川の近くだったりします。
綺麗な場所、たとえば東京ディズニーランドにいたら魔法にかかったような気持ちになるもので、人は環境から結構影響を受けます。
そこで増やすべき環境習慣として、この章でご紹介するのがコチラです。
- 【05】清潔・快適・安心できる環境
- 【06】食を整える(腹八分と心と体に良い気持ちのこもった手料理)
それでは一つずつ解説します。
【環境】清潔・快適・安心できる環境
清潔・快適・安心できる環境は、エネルギーを高められます。
もっと言うと、明るくて、フワッと心が軽くなる、温かみがあるような空間、いわゆるパワースポットなどですね。
これは逆を考えてもらえるとイメージしやすいと思います。
薄暗くて、じめっと重たい、寒気を感じるような空間。たとえば幽霊が出そうな廃墟だと、エネルギー上がらないですよね。
- 普段過ごす空間を綺麗に掃除する
- 不要なモノがない環境に整理整頓する
- ついつい何時間も居たいと思える居心地の良い快適な空間にする
といったことが大切になってきます。
重要キーワード「清明正直」
清潔・快適・安心できる環境にしていく上で重要になってくるのが「清明正直(せいめいせいちょく)」です。
これは神道の言葉の一つで、以下のような意味があります。
- 【清】場が清らかで
- 【明】明るくて
- 【正】モノが正しい位置にあって
- 【直】ちゃんと角がある
- 綺麗で
- 明るくて
- 使いやすい場所にモノがあって、迷わずすぐ取り出せて
- きちっと向きも揃っている
そんな快適性と利便性のある環境にすることが大事。
人は今いる場から影響を受けます。(というか人に限らず全ての生き物も同じ)
たとえば、僕らが住んでいる日本の視点から見てみましょう。
日本はエネルギー資源が乏しく、自然災害も多い場所です。
そのため、限りある資源を誰かが独り占めしていたら、ほとんどの人は死んでしまいます。
だから、資源を分け合い、お互いに助け合う文化が浸透していきました。
これは土地の持つ性質が、人の文化や習慣までも作ってるということ。つまり、場から影響を受けているということになります。
だからこそ、今いる環境を清潔・快適・安心できる環境へと変えて、場のエネルギーを高めると、その場から良い影響を受けて、エネルギーを高めることができるのです。
【環境】食を整える(腹八分と心と体に良い気持ちのこもった手料理)
気持ちを込めて作られた心と体に良い手料理を食べると、エネルギーを高められます。
活動の源泉であるエネルギーは、基本的に「食べ物」から生み出されています。
毎日インスタント食品ばかり食べるよりも、質の高い「無農薬」「天然物」「手料理」などの方が、体も心も良い状態を保てます。
ただ質の良いものほど、時間もお金もかかるうえに、毎日継続するとなると中々難しいモノ…
そこで発想を逆転させて、「エネルギーが下がる食べ物を減らす」ことから始めるのが効果的です。
たとえば、帰り道でコンビニに寄る頻度を減らすだけでも、浮いたお金でできる範囲から質の良い食材や調味料へ替えていけば、少しずつエネルギーが上がる環境へ整えていけます。
そもそも、今の日本は歴史上で一番「飽食状態」と言えます。
三食食べることが大事という幻想の元、ほとんどの場合取らなくても良い栄養を取りすぎています。
だから、ボーッとしたり眠くなったりやる気起きなかったりするんです。
少しくらい減らしても大丈夫です。
たまには思い切ってファスティングしたり、日々酷使してる腸内を休ませてあげるのも、実はエネルギーを上げるために重要なんです。
食べ方は命との向き合い方
「どんなものを食べるか」以上に重要なのが、実は「食べ方」にあります。
なぜなら、食べ方とは「命との向き合い方」にだからです。
たとえば、コスパ重視で食事を選んでいたら、人間関係もコスパで選びがちになるし…
バイキングなんかで「損したくないから元を取ってやろう」と思って食べてると、人間関係も損得感情の関係になりやすかったりします。
また、食事には日本人古来の精神性の深さが根ざしていて、日本は古来より森羅万象に神が宿る「八百万の神」の思想を持っています。
「一粒の米にも7人の神様が宿っているから、残さず食べない」と両親に言われた経験がある人もいるかもしれません。
その言葉に象徴されるように、自然からの恵みである食べ物には魂が宿っていると考えられてきました。
たとえば、和食でお箸が横向きに置かれていることがあります。これも実は「箸」とは「橋」につながる言葉と言われています。神聖な自然の霊界と人間の住む現実世界とを分ける“結界”としての意味があるそうです。
つまり、「箸(橋)の向こうは自然の霊界、箸(橋)からこちら側は人間界」ということですね
手を合わせて、「いただきます」と一礼してから初めて箸を手に取るのも、自然の霊界への弔いの意味があり、霊を弔ってから、初めて箸を手にして、結界を解き、神聖な食べ物を口に運ぶ、そんな意味があります。
食べ物のすべては元々命があったもの。僕らはその命を奪い今を生きてます。つまり、命によって救われて、命によって未来に紡がれているのです。
命を頂くからこそ、未来へと歩みを進められる。そんな風に考えてみると紫夏を育てた義父のように、まるで食べ物から「どんなに些細なことでもいい・・・受けた恩恵を次の者へ」と、未来を託されているようにも感じます。
だからこそ、目の前にある命をどういう意識でいただくのか、食べるのか?それってすごく大事な部分だと思います。
雑な食べ方してたら、自分自身もそうだし、他人の命との向き合い方(つまりは人生との向き合い方)も、雑になってしまいがちです。
食べ物と向き合う意識を変えるだけで、受け取る栄養の質は変わってくるなんて言われています。
単なる食べ物として頂けば、体だけの栄養です。
でも、作ってくれた人の愛情がこもっているものとして頂けば、心の栄養になります。
さらに、目の前に届くまでのストーリー・関った人たち、そういった背景にある思いなどを感じ、その人たちの光が詰まっているものだと思えば、魂の栄養になります。
食材自体を変えて食事の質を高めるには、コストがかります。だからできる範囲から始めることになるけど、食事とどう向き合うかという意識は、今からでもすぐに変えられます。
どういう意識の範囲で捉えるかによって、受け取るエネルギーが変わってくるということですね。ぜひ食事の時は少しでもいいから意識して試してみてください。
男の自分磨きを手助けする振る舞い・態度|エネルギーを高める行動とは?
そこで増やすべき行動習慣として、この章でご紹介するのがコチラです。
- 【07】良質な深い睡眠・いい水のお風呂
- 【08】愛する人・大切な人へ愛情を注ぐ
- 【09】手間暇かけて作られたモノを買う・使う
- 【10】継続的な勉強や素晴らしい芸術に触れる
- 【11】高い理想・志を持つ
- 【12】目的をハッキリさせ、自主的に動く
それでは一つずつ解説します。
【行動】良質な深い睡眠・いい水のお風呂
質が良くて深い睡眠、そしてキレイな水のお風呂に入ると、エネルギーを高められます。
これらがエネルギーが上がることにつながるかは、逆をイメージすると考えやすいです。
たとえば
- カビだらけで薄くてペラペラの布団
- 赤サビの水と黒カビまみれのお風呂に浸かる
人は皮膚からも水を吸収することを考えると、これらが体に悪そうじゃないですか?
まずは良質な深い睡眠について解説します。
良質な深い睡眠に必要なこと
質の良い睡眠をするためには、以下の2つが必要です。
それが
- 良い寝具を使うこと
- 寝る前の習慣を整えること
僕は昔、「寝れればなんでも良い」という考えでした。そのため、ソファーや安物の薄っぺらい布団で寝ることが多々ありました。
20代の疲れ知らずの頃はよかったものの、30代に近づくにつれて、起きたときの疲労感たるや…
体はバキバキ。腰も背中も痛くて休んだのに休めてない状態になっていました。
そこで、寝具を少しだけ良いものに変えたんですが、睡眠の質が劇的に改善!何時間寝ても疲れが取れなかった体が今では、4〜5時間くらいで疲れが取れるようになりました。
ただ、良い寝具に変えるのはコストがかかります。
「寝具を良いものに変えよう」と言っても、「え?こんなに(金額)するの?」と、おそらく過去の僕と同じように思う方もいるかもしれません。
(僕はもともと寝具にお金をかけることに抵抗があった人間なので、寝具を変えるときは、かなり迷いました。)
そこでまずオススメしたいのが、「寝る前の習慣を整えること」です。これをやるだけでも、かなり睡眠の質を向上させられます。
そして寝る前の習慣を整えるために、重要なキーワードとなるのが「副交感神経(リラックスモード)を優位にする」こと。
そのために必要なのが、寝る前の30分間は、交感神経(緊張モード)が優位になる行為をやめることです。
交感神経が優位になるものと言えば
- 激しい運動
- スマホ・PCの操作
これらをやめるだけでも、睡眠の質を改善できます。
いい水のお風呂に必要なこと
次に「良い水のお風呂に浸かる」こともエネルギーを高めるために大事なことです。
ところで今世界で一番価値があるものは何か、ご存知ですか?
ダイヤモンド?金?石油?
実は「水」なんです。日本は水源豊富な国で、最近では水源地を外国資本が買っているなんて話もあるくらい、水の価値が高まっています。
人の体の70%は水で構成されていて、ダイヤモンドや金がなくても生きていけるけど、水がないと生きていけません。
そして、水と言うとお風呂よりも飲み水が大事だと思う人は多いはず。ところがどっこい、実は飲む水よりも多くの水を吸収しているのが、お風呂に浸かってるときなんです。
人は水を肌からも吸収します。そのため水道水のお風呂に浸かるほど、塩素などの悪い成分をたくさん吸収してしまうのです。
そのためお風呂に浄水器・もしくは浄水できるシャワーヘッドを設置して、良い水を吸収する習慣をつけることが必要です。
【行動】愛する人へ愛情を注ぐ
愛する人へ愛情を注ぐと、エネルギーを上げることができます。
これは逆を考えてもらうとわかりやすいです。不特定多数の異性とやりまくったり、自慰行為しすぎると疲れますよね。
本来命を生み出す活動ですから、かなりのエネルギーを使うし、そのことばかりに気がとられてしまいます。
一方で一人の愛する人、大切な人へ愛情を注ぐことは、結果として自分のエネルギーを高めることになります。
別に夫婦や恋愛に限った話ではありません。たとえば部下の教育だったり、育児でも同じことがいえます。
一人のために愛情を注いでいくと、その人が成長して、その愛情への恩返しがあったり、その人から先の人へ愛情が伝搬していくことになります。
【行動】手間暇かけて作られたモノを使う
手間暇かけて作られてモノを使うことで、エネルギーを上げることができます。
なぜなら、大切にされてきたものほど、エネルギーが込もっていて、使うことによってエネルギーが与えられるから。
たとえば、それを象徴するエピソードが大人気ドラマ「半沢直樹2」で紹介されています。
賀来賢人さん演じる森山雅弘は、親友・瀬名にもらった万年筆を愛用しています。
「一万年後もずっと使えるから”万年筆”っていうんだ」
それを聞いてからずっと大切に使い続けてるんですね。
ネタバレになるので詳細には書きませんが、その大切に愛用してきた万年筆が森山、そして親友の瀬名も救う奇跡が起きます。
とくに瀬名は社の命運を分ける重要な契約のときに、相手から差し出されたボールペンが気に入らず、父からもらった万年筆を取りにいき、窮地を逃れる奇跡が起きたり…
まさにこれこそ、手間暇かけて作られたモノ・大切にされてきたモノがエネルギーを与えてくれた瞬間の一つ。
【事例】モノ大切に扱うと人を幸せにできる話
ある日、自転車がパンク。修理で自転車屋さん寄った時のことです。
修理中に世間話をしていて、最近自転車乗る人増えて繁盛してるんじゃないですか?と聞くとおじちゃんはこう言いました。
悲しそうな声で言うおじちゃん。そして続けてこう言った。
するとおじちゃんは「オマケ」と言って、自転車をピカピカに磨いてくれたのです。あの時の「オマケ」と言ったおじちゃんの笑顔は忘れられません。
モノを大切に使う。モノを長く使ってみる。たったそれだけのことで、人を喜ばせたり、幸せな気持ちにできるんです。
おじちゃんの笑顔のおかげでエネルギーが上がったエピソードでした。
【行動】継続的な勉強や素晴らしい芸術に触れる
継続的な勉強や素晴らしい芸術に触れることで、エネルギーを高められます。
なぜなら、燃えている火の中に薪をくべると、火はどんどん燃え続けるからです。
その薪の役割となるのが、継続的な勉強と素晴らしい芸術に触れること。
勉強すればするほど、知識を得て、実践するほど、気づきや学びが深まっていきます。
また芸術に触れることで、感性が刺激されるので、アイディアが閃くことにつながったりします。
キレイなモノ・美しいモノ・面白いなと思う自分の琴線に触れたモノはどんどん取り入れることで、自分の感性に磨きをかけ、エネルギーを高めることにつながるのです。
【行動】高い理想・志を持つ
高い理想・志を持つことで、エネルギーを高められます。
これも逆を考えてみると、イメージしやすいと思います。
理想がなく、志もないと、惰性やそのときの気分に流されて、なんとなく生きていきます。すると、どんどんエネルギーは下がり、やがて無気力に。
まるで人の皮を被ったゾンビのようになってしまうのです。
そうならないためには、高い理想・志を持つことが必要で、そこで大切なのが「位置エネルギー」という考え方です。
位置エネルギーの話は、以下の記事で解説しています。
ただし、高すぎる理想や志も現実的な行動が伴っていないと毒になることもあります。
【行動】目的をハッキリさせ、自主的に動く
目的をハッキリさせ、自主的に動くことで、エネルギーを高められます。
これも逆を考えてみると、イメージしやすいと思います。
曖昧な目的でやることも不明確。そんな状態だと何から手をつけて良いかわからず、考えるのが苦痛になり、停止します。
いわば、エネルギーが考えることに分散しまくって、行動するエネルギーが残らないのです。
たとえば、「とりあえず1000冊読書する」。この習慣はなんのためにやるのかがなければ続きません。
さらに、初心者なのに論文のような玄人向けの専門書から読み始めても、途中で挫折してしまうでしょう。
一方で、世界で活躍する人材になるために、英語の基礎本を1ページだけ読む、と決めたら、きっと行動までできるはずです。
このように、目的をハッキリさせ、やることを明確にすることで、余計なことにエネルギーを使わずに、一つにエネルギーを注ぐことができます。
男の自分磨きを手助けする関わり方|エネルギーを高める人間関係とは?
そこで増やすべき人間関係の習慣として、この章でご紹介するのがコチラです。
- 【13】幸せな家庭と良い仲間のシンプルな人間関係
- 【14】エネルギーの高い人と一緒に過ごす時間を増やす
それでは一つずつ解説します。
【人間関係】幸せな家庭と良い仲間のシンプルな人間関係
幸せな家庭と良い仲間に囲まれたシンプルな人間関係だと、エネルギーを高められます。
- 安心感を感じる
- 切磋琢磨できる
そんな人間関係のことですね。
人間関係は、電源タップに刺さった電源プラグをイメージすると考えやすいです。
自分自身が「電源タップ」、相手を「電源プラグ」だと見立てます。
人間関係が多いほど、電源タップに電源プラグがたくさん繋がってる状態、と考えられます。
たくさん繋がっていると、配線も複雑でゴチャゴチャに。まるで職場でよく見るデスクの裏側みたいになります。
逆に繋がっている電源プラグが少なければ、配線もシンプルでスッキリ。見栄えもキレイです。
そんな感じで、幸せな家庭と良い仲間に囲まれたシンプルな人間関係だと、エネルギーを上げることができるのです。
【人間関係】エネルギーの高い人と一緒に過ごす時間を増やす
エネルギーが高い人と一緒に過ごす時間を増やすことで、エネルギーを高められます。
人は生き物なので、良くも悪くも”場”から影響を受けます。
そして、良くも悪くも、その場にいる”人”からも、影響を受けます。
たとえば、普段大声を出さない人も、国立競技場でサッカー日本代表を周りが大声で応援していたら、同じように大声を出しちゃうのです。
そんな風に人は周りから何かしら感化されて日々生きています。
だからこそ、
- エネルギーが高い人が周りに多い
- エネルギーが高い人と過ごす時間が多い
ということが、エネルギーを上げる上で重要になってくるのです。
男磨きを加速させるエネルギーを高める習慣のまとめ
最後にこの記事のまとめです。
今回お伝えしたテーマは『男の自分磨きが続くようになるエネルギーを高める14の良い習慣』でした。
「思考・言葉・環境・行動・人間関係」の5つの良い習慣(日々の積み重ね)を取り入れることで活動の源泉であるエネルギーを高められます。
では、どういったものがあったかというと、以下の通りです。
思考 |
---|
【01】”今”を丁寧に生きる 【02】揺らぎながらフラットを保つ 【03】感謝して一体感を感じる |
言葉 |
【04】熱弁・ポジティブな会話 |
環境 |
【05】清潔・快適・安心できる環境 【06】食を整える(腹八分と心と体に良い気持ちのこもった手料理) |
行動 |
【07】良質な深い睡眠・いい水のお風呂 【08】愛する人へエネルギーを注ぐ 【09】手間暇かけて作られたモノを買う・使う 【10】継続的な勉強や素晴らしい芸術に触れる 【11】高い理想・志を持つ 【12】目的をハッキリさせ、自主的に動く |
人間関係 |
【13】幸せな家庭と良い仲間のシンプルな人間関係 【14】エネルギーの高い人と一緒に過ごす時間を増やす |
自分自身の普段の習慣が、エネルギーが高まる良い習慣に当てはまっていないかどうか、ぜひ意識して、見直してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
10年間で10職以上の転職経験を持つキャリアアドバイザー。多くの転職経験を通じて、「どんな仕事(内容)をするか」よりも、「どんな働き方(向き合い方)をするのか」かが手にする成果や人生の幸せを決めることに気づく。現在は「仕事辞めたい」と悩む人に向けて、働き方が変わり、市場価値の高い輝く仕事人になるための情報発信をしている。